TOEICテストは、英語力の試験であるとともに、処理能力・時間配分の勝負とも言えます。
本記事では、TOEICの時間配分を上手にするコツについてご紹介します。
長文問題に時間を残すような工夫をする
長文問題は、他の問題と比べ多くの時間を必要とします。また、配点も高くここでの失点はスコアに大きく影響してきます。
さらに、長文問題で問われることの多くは落ち着いて長文が読めてさえいれば、簡単に答えられるものが多いです。
そのため、余裕を持って回答できるような時間配分を心がけ、ケアレスミスを減らしていく事が重要となってきます。多くの時間を残すことで心理的な余裕も生まれ、練習通りの力を出すことが可能です。
文章を全て読まないと解けない問題は後回しにする
最初から全ての問題を解こうとすると、案外時間がかかってしまいます。
文章全体を読んで答えなければいけないものは全体の構造と内容を把握した上で答えるようにすると、最初から決めてさえいれば、その他の問題に集中することができます。その結果として、確実に得点の取れるとこでのスコアアップができます。
また、全体問題を後回しにする事で、漫然と長文を読む事もなくなり、より集中して長文を読むことができます。このことにより、結果として全体問題もより確実に得点へと結びつけることが可能になります。
長文問題は先に設問を読むこと
長文問題では全体の内容を把握してからでないと解けないものやそうでないものなど、様々な形式の問題が存在します。
設問をあらかじめ読んでおくと、どのようなところに集中して長文を読み進めて行くかをわかった状態で読むことができます。
そうすることで、より効率的に、スピーディーに問題に解いて行くことが可能です。設問を確認する際は、その設問のキーワードを探しておくと更に効率的です。
文法問題に時間をかけすぎない
初めに書いた通り、長文問題に多くの時間を取ることでスコアップが期待できます。
そのため、文法問題は可能な限り時間をかけずに解いていきます。また、文法問題は知っていなければ解けないものが多く、考えて答えの出てくるようなものは少ないです。
分からないものに出くわした場合は、あまり深追いせず、切り捨てる判断も大切です。
また、短時間で解き切ることを常に意識していれば集中して問題に取りくむことにもつながり、つまらないミスでの視点を防ぐことが可能です。
必ず公式の問題集を利用すること
公式の問題集を使用することで、試験が持っている問題の傾向や言い回しの癖などになれることができます。
公式問題を使用せず、本番の試験に臨むと慣れない表現に驚き時間をロスしてしまいます。また、公式の問題集は過去に使用された問題も含まれており、より実際の試験に近い形で練習を行うことができます。問題の表現の仕方、時間配分などを意識して、取り組むと良いです。
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