TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問は、TOEIC PART5(短文穴埋め問題)に特化した問題集です。Part5で出題される文法事項が網羅されており、1000問を超える圧倒的な問題数が収録されています。
著者は、毎回TOEICを受験し、990点満点を取り続けているTEX加藤先生。問題のクオリティーが高いことは勿論、解説が丁寧でわかりやすく幅広いレベルを対象に使える1冊です。別冊でシャッフル問題集がついており、学習者のスコアを上げるために非常に良く考えられています。
見開きの左ページに問題5問、右ページに解説という構成とちょうどよい文字サイズで、非常に使いやすく、モチベーションの妨げになりません。TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を使い切ることで、PART5のスコアアップを確実に狙えます。

目次
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問がおすすめできる人
Part5のスコアアップを狙いたい人
Part5の攻略のポイントは「タイムマネジメント」です!
一般的に、1問20秒と言われています。全問を訳している時間はありません。訳さなくても解ける問題、訳さないと解けない問題の見分けをすることが大切です。TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問では、まずは文法別の問題をたくさん解き慣れていき、その後、30問の模試13セットで本番の感覚をつかむとともに、力試しをしていきます。また、別冊のシャッフル問題集では、文法別で解いてきた問題が全てシャッフルされていて答えを予測しにくくすることで知識の定着を図ることができます。
問題数をこなすことで解答のスピードも上がり、Part5の強化には最適の1冊です!
Part5を解いて解答を見ても理由が分からない人
Part5に限らず、問題を解いて終わりでは力はつきません。なぜその解答に至るのかの経緯を理解することが大切です。
解説が充実しているほど良い問題集と言われていますが、まさにTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問は、解説が分かりやすい言葉で丁寧に書かれているので、理解しやすく、幅広いレベル層から支持されているのも納得の1冊です。
隙間時間を利用して英語の勉強している人
教材選びで、何気に重要なポイントは「教材の大きさ」です。TOEICを勉強している人は、社会人が多く、隙間時間を工夫して勉強しています。例えば、通勤電車の中で…、入浴中…、お手洗いに入った20秒間で…など様々ですが、どのケースも、あまりにも大きすぎる教材だと、持ち運びが苦痛になったり、狭い空間では開くことが難しかったりと、学習の継続を妨げる要因になってしまいます。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問はA5サイズ程度で、鞄にも入れやすく、置き場にも困りません。1000問以上の問題が解説付きで収録されていることもあり、重さは多少ありますが、持ち運びができないほどではありません。また、本編を1通り解いたら、厚さの薄い別冊だけを持ち運んでシャッフル問題を解くことができるので非常に便利です。
圧倒的な質と量
学習者から絶大な信頼を寄せられている著者によって作問された上質な問題が、1049問も収録されています。多くの問題に触れることによって、スコアアップが望める “”パート5対策”” には最適の1冊です。
幅広いレベルに対応
問題が「トレーニング→基礎→発展→模試」と段階的に構成されている為、使い方次第で、TOEIC500を目指す人からTOEIC900台の人までと幅広く対応できる教材です。
文法問題なのに音声付(MP3)
TOEICスコアアップの秘訣の1つに音読練習があります。リスニングパートだけでなく、リーディングパートに出てくる英文も、実際に口から出して練習することにより英語力ははるかに向上します。
学習を進めやすい構成
解答から答え合わせまで見開きで完結するので、問題を進めやすいです。解答が別冊になっているものより、目を答えまで移動させる時間が短くて済むので、効率的な上に、隙間時間をぬって勉強する時は、場所を選べないので、1冊で済むこの構成は、非常に便利です。
使える!別冊 “1000本ノック”
Part5の勉強をしていると、多くの人がどこかでぶつかる壁「文法別だと解けるけれど、混ぜて出題されると解けなくなる…」。その壁を乗り越える対策が、この別冊「1000本ノック」にあります!
本編で解いた問題が、シャッフルされて出題されています。解答はページの下に小さく載っていますが、なぜその解答になるか忘れてしまった場合、問題番号の下に、本編の出題ページが記載されているので、すぐに解説を確認することができます。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問のTOEICスコア難易度
TOEIC500を目指す人からTOEIC900台の人におすすめできる難易度の参考書となっています。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の使い方
Part5で点が取れない人は、文法別パートを1ページ目から丁寧に進めていき、1周目が終わったタイミングで模試問題に取り組んでみると良いでしょう。模試は13セットついているので、1セット目が終わったら、復習として文法別の2週目に取り組むと同時に、別冊のシャッフル問題に取り組み始めましょう。13回繰り返せば、相当な力がつきます。
スコアが高い人や、自分の苦手な文法パートを把握している人は、トレーニングや基礎問題をとばしたり、特定の文法問題だけ解いたりした後、模試問題とシャッフル問題に取り組む方法もあります。
またTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を進める上で、1問20秒の時間感覚も同時に身に着けていきます。TOEICはタイムマネジメントが必須ですので、問題を解く時は時間を計って解くことをお勧めします。「時間があれば、全部解けるけど…」だと、ハイスコア取得には結び付きません。
また、レベルに関わらず、付属の音声データ(MP3)は、ミュージックプレイヤーやスマートフォンに入れて、いつでも聞ける状態を作ることで、隙間時間を活用したリスニングの練習にもなります。声を出しても構わない場所なら、実際に声に出して音読練習するとさらに効果的です。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の良くない点
Part5は、語彙力を問う問題も出題されます。TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問には1000問を超える問題が収録されているので語彙力も養うことは十分にできますが、本番で出題されるかもしれないすべての語彙を網羅している訳ではありません。Part5に限ったことではありませんが、900点台や重箱の隅をつつくような問題までの対策をするのであれば、別に語彙力の強化が必要です。
豊富な問題数と丁寧な解説によって、ページ数がかさみ、本が若干重いので、本を裁断していくつかに分けて利用する人もいます。
実際に使ってみた感想
Part5に関しては、私はこのTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問と公式問題集でTOEIC960を取得することができました。
トレーニングや基礎問題等、分かっている問題でも、1問1問解き、解説を確認することによって、今まで自分が “”なんとなく”” 答えを出していた箇所などが明確になり、基礎力強化がハイスコア取得につながった1つの要因だったと思っています。また、隙間時間をぬっての学習でしたので、日ごろから20秒あれば1問でも解こうという心構えで、常に開ける状態を作るようにしていました。
あと、Part5で需要なタイムマネジメントですが、問題を解く時はいつも時間を計って取り組んでいたので、自然と20秒の感覚がつき、本番でもパート5に時間をかけすぎてしまうことはありませんでした。時間の感覚をつかむにはそれなりの量が必要なので、そういった意味でも最適な教材です。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問についてのまとめ
Part5対策をしたい人は、このTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問1冊で十分強化できます。教材探し難民になって、色々な問題を中途半端にこなすなら、この本1冊を使い切った方がはるかにスコアアップにつながります。間違いなく、それだけ価値のある教材です。