TOEICテスト英単語 出るのはこれ!は、効果的に必要な英単語を覚えるのに使える参考書

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!は、効果的に必要な英単語を覚えるのに使える参考書

カリスマTOEIC講師による、TOEIC頻出の英単語本です。重要単語、重要表現が1,150収められています。この単語本は受験者が使いやすいよう、パート別に掲載されているのが最大の特徴です。

パートごとに構成するのは著者の力量が問われるのですが、過去10年にわたってほぼ毎回TOEICを受験している著者だからこそできたものです。非常にスタンダードであり傾向と対策をおさえているのはもちろんのこと、頻出データベースも作成されています。

見出し語の後には例文が掲載されていますが、その例文は短くて分かりやすく、ビジネス英語に利用できるものが多数です。また、1つの単語に複数の意味が記載され、類語や派生語もたくさん収録されています。英単語と例文の音声データはダウンロードできるため、リスニング対策としても使用できます。

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!がおすすめできる人

短期間で英単語をできるだけ覚えたい人

この本に収録されている英単語は著者が厳選した、本当にスタンダードな頻出のものばかりです。とにかく頻出の単語を短期間で英単語を覚えたい人には効率的なので、非常におすすめです。TOEIC用の英単語本は多数ありますが、単語の収録数は多いけれど、あまり使用されない英単語も含まれているような本を使用しても効率が悪くなってしまいます。

使用例も覚えたい人

見出し語に続いて掲載されている英文は短く、とても覚えやすくなっています。実際に使用されているニュアンスを非常につかみやすく、この例文を読みながら学習すればさらに単語の定着率も高まります。単語だけでは覚えるのが苦手な人にはおすすめです。

類語・派生語も同時に覚えたい人

頻出の英単語に加え、派生語や類語も収録されています。頻出単語に関連した類語を覚えることで、リーディング問題での言い換えなどにも対応できることが可能になります。語彙力が少なく、言い換え問題を苦手としている人で、類語や派生語も同時に覚えたい人におすすめです。

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!の特徴5選

頻出単語がパート別に収録されていることです。多くのTOEIC英単語本は、スコア別やレベル別になっていますが、この本はTOEICのパートごとになっています。自分が強化したいパート、苦手とするパートを意識し、優先的に効率よく学習していくことができます。

各パートごとで、出題される傾向の高い順に掲載されています。学習する際はその点も考慮すれば、自分が覚えていない単語、覚えられない単語の重要性を知ることができるので、学習していくべき優先順位も簡単に分かります。

類語、派生語が同時に収録されています。1つの単語であっても、動詞、形容詞なども同時に覚えることで、さらに知識を深めることができます。パート5で出題される態を問う問題の対策に役立ちます。

例文が短く覚えやすいことです。実際に文章で使用されているニュアンスを知ることで、より理解を深め定着率を高めることができます。また、この例文はビジネス英語に直結したものが多いので、この例文を覚えることでTOEICだけでなくビジネス英語にも役立ちます。

音声データがダウンロードできることです。読み方の確認や、例文を聞くことでリスニング対策にもなります。シャドーイングをしながら単語を覚えるという方法もできます。

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!が対象のTOEICスコア

現在のTOEICスコアが600から800程度の人が対象です。英単語本のため、語法などの解説はそれほど詳しくはありません。そのため、初めてTOEICを受ける人、文法をきちんと理解できていない人、スコアが600以下の人にはやや難しいでしょう。

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!の使い方

まずは収録されている英単語を全て、派生語や類語も含めてじっくりと覚えていきます。例文があるので、どのように使用されるか確認しながら、一緒に覚えていくとより効果的です。単語や例文の意味は赤字になっており、赤シートをのせれば見えなくなるのでチェックしやすいです。この英単語を覚えた後に、公式問題集を解いて実践的な学習をすると、覚えた英単語が実際にでてくることが実感できるはずです。そのように学習していくことで、より理解度が深まります。

マイナスポイント

語法の説明が少ないこと

これはあくまでも単語本のため、あまり詳しい語法までは解説されていません。例えば前置詞は何をとるのか、他動詞か自動詞かなど、そういった部分の解説はあまり触れられていません。この点は他の単語本にも言えることなので、この本に限ったことではありません。語法についてよく分からない点がある場合、文法書などで調べる必要があるため、少し不便を感じる場合もあります。

発音記号がのっていない単語がある

音声データはダウンロードできますが、単語と英文のみで派生語のほうまで網羅されていません。読み方が分からない場合、自分で調べる必要があります。また、発音はアメリカ英語とカナダ英語の2つでしか収録されていません。テスト改変後のTOEICでは4か国語の発音が出題されているので、この点も少し不足を感じます。

サイズがやや大きい

文庫版、新書版よりも大きいA5サイズです。今まで新書版の英単語本を持ち歩いていたり、空いた時間に勉強するため持ち歩きたい人にとっては、この点がやや使いづらいと感じるところです。
また、単語や例文は赤字で印字されており、赤シートをのせれば見えなくなるようになっていますが、赤シートはついていません。せっかくチェック用に赤字になっているので、赤シートがついていない点は残念です。

実際に使った感想

一般的な単語本と比べ、レベル別ではなくパート別になっていて、しかもその中でも頻出の順に収録されている点が非常に良かったです。ここのパートではこれが出る、と意識しながら覚えていくことができますし、どの単語が大事なのかすぐにわかります。苦手なパートの単語は特に念入りにチェックすることができました。
例文は短いのですが、その分効率的に単語が盛り込まれており、この例文を覚えることもとても役立ちます。近年のTOEICは単に英単語の意味だけを理解するのではなく、文章の中でどのように使われているかを理解することも重要なため、このような頻出の英単語を使用した例文を覚えながら学習することも重要です。
同じ単語が、異なる例文にたびたび出てくるので、繰り返し触れることで復習になり確実に覚えていくことができるところも優れています。
音声データはアメリカ、カナダだけなのでリスニング対策としては少々ものたりませんが、これはあくまでも単語本なので特に不都合はありません。逆に聞き取りやすいので、シャドーイングも併用しながら学習するのにはかえって都合が良いです。

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!のまとめ

著者は自身が主催するTOEIC塾で、受講生に対しまず1週間でこの単語本に掲載されている単語を覚えてくるように指導しています。それだけこの単語本に網羅している単語が頻出であり、TOEIC受験者にとって必須のものであるということがよくわかります。
また、TOEICの単語本は実際のテストで使われた単語を、頻出の順にやっていけるものがあると良いとも言っています。長年の経験から裏打ちされたその意見に基づく良書です。
この英単語本の初版は2015年ですが、2018年度に第6刷がでています。このことからも分かるように、2016年にTOEICが改変された後であっても、普遍かつスタンダードな頻出英単語で構成されているのです。
他の単語本をお持ちの方にとっては、収録してある単語数が少ないと感じるかもしれません。でも滅多に使用されない単語が収録してある単語本に比べれば、この単語本は頻出の単語でしか構成されていません。限られた時間の中で効率的に学習し、いかにハイスコアを目指すかという点では非常に役立つ単語本であると言えます。
単語力を強化してリーディングスコアをあげたいと考えている方は、ぜひお手に取ってみていただくことをおすすめいたします。実際にTOEICを受験した際に、きっと学習した効果を実感できるはずです。